先日、友人に募金の話をしていたところ
「ユニセフ(黒柳徹子)と日本ユニセフ(アグネスチャン)って別もんなんだってね。
つい最近まで知らなかった」と聞いた。
ん? と思って調べてみたところ、確かにそうらしい。
wikipediaなど見ると詳しく書いて有るけど、
ユニセフは
国際連合児童基金という名の1946年に設立された
国連の補助機関。
たいして、
財団法人日本ユニセフ協会は国際連合児童基金(UNICEF、ユニセフ)と
協力協定を結び、日本からの民間拠出金を取りまとめている
民間団体なのだそうです(下部組織ではない)。
同じUNICEFという名を使っているので区別がつきませんね。^^)y
先進国においては、ユニセフ自体は活動していないということらしいです。
このため募金活動等は、ユニセフ国内委員会といわれる民間団体がまとめているんだそうです。
(国際連合児童基金のHomePageから、募金をするとして日本を選んでも日本ユニセフ協会のページに飛びます)
親善大使もこの通り違う、、、
国際連合児童基金の国際親善大使:
黒柳徹子さん、オードリー・ヘプバーンさんなど
日本ユニセフの協会大使
アグネス・チャンさん
日本ユニセフ協会は民間のNGOなので、その必要経費などを募金の一部から割り当てていることがあり、25%以下の募金がそれに割り当てられることが、(インターネットの他の方の情報を総合すると)協力協定などで認められているようなんですね。
黒柳徹子さんは、
「頂いた募金は一円も無駄にしないで現地に届けたい」との思いから、日本ユニセフとは
別の口座で、募金を呼びかけているということだそうです。
日本ユニセフからは一本化したいとの話が何度かあったが断っている模様。
で、Click募金を考えてみると
UNICEFと言っているのは、全て日本ユニセフ協会のことのようです。
まあ、日本においての活動は黒柳徹子さん以外は日本ユニセフ協会がやっているのだから
当たり前っチャあ当たり前です。
だから、私が下に書いているClick募金に読者が応えてくれてClickをして、1円をスポンサーである日本製粉さんが、日本ユニセフ協会に出してくれる。そして、そのうちの0.75円が国連の下部組織、国際連合児童基金(UNICEF)にわたるということでしょうね。
それ自体が悪いことだとは私は(人によると思う)思わないのだけど
(何かしら必要経費は生じるとは思っているので)、
そういう事情があることは、きちんと説明するべきだと思うんだよなあ。
2008/10/11 20:30追記
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_don.htmlに一応最大25%の寄付金が消費されることが
協力協定により認められていることが書かれていますね。全く説明していないわけではないですね
訂正します
日本の場合、募金をする対象となる組織は皆NPOの民間団体がやっていると思います。
それらの団体は非営利団体だけど、団体が存続するためには、何かしら消費しているわけで
どういうものを、どのくらいの割合消費しているのか、もっと知らせるべきだと思いました。
(たぶん、UNICEFはましなほうなんじゃないかと思っている)
ということで、
あまり知識無く、click募金をお願いしていたなあという強い反省の念にとらわれたわけです。
(他の団体は、いったい どのくらいの割合で純粋な現地への活動に使っているのだろうか)
とりあえず、下のClick募金への表示は今のところそのままにしておきますが(しないより前進だと思うので)、
もう少し勉強して、寄付するに値する団体はどういうところなのか
その根拠はなんなのか(寄付に対して何%を実際に現地で使っているのか)、整理していきたいと思います。ということで みみすけ の独り言でした(呼びかけた後でなんなのですが。。)
2008/10/11 21:30追記
各NGOについて2007年の活動収支決算書より、純救済活動事業と寄付金範囲を私の判断で決め
純救済活動事業/寄付金の%を算出しました。
寄付される団体
スポンサー%(活動/寄付金)備考
あしなが育英会
全労済97.6%奨学貸与金を含む
WWF Japan
第一三共80.9%
日本ユニセフ協会
日本製粉80.8%
日本盲導犬協会
価格.com80.0%人件費を含む
世界の医療団
第一三共78.6%人件費を含む
ファミリーハウス
エイブル69.4%人件費を含む
ChildFoundJapan
価格.com64.6%
国境なき医師団(MSF)
CHINTAI63.9%ノーベル平和賞受賞
Make A Wish Japan
KDDI32.5%
p.s. そういえば、一回 人気ブログランキングのBlogパーツを削除したところを戻したりと、
いろいろやってます。
ランキングが思いっきり下がると、結構訪問数も減るんだということを改めて実感して
これもどうしたもんだろ。。。と考えています。
なかなかいろいろありますね。。。