スタジオデビュー

みみすけ

2009年04月08日 22:06

4月5日に citylightsという映画バリアフリー推奨団体(ボランティア)の
映画祭に使われる、「マルタの優しい刺繍」のせりふ朗読
お手伝いに行ってまいりました。

その話をいたします。


よろしければClick、励みになります(クリック募金の説明が開きます)

まず、前日の土曜日。

午前中はカミサンや、Kenちゃんは出かけているので家にはいません。
そこで、DVDを再生して役の部分の日本語を繰り返し練習します。


リーダからメールがあり、演出するのではなく、原音に忠実に再現してください。
原音と差があると違和感があります。

そうなのです。せりふ朗読はよくある日本語吹き替えとは厳密に異なり、
日本語字幕と原音の台詞に対して
ラジオで台詞をかぶせていくので、ラジオを聞く人にとっては二重に聞こえるのです。
その為、原音と差があると違和感が激しく映画に集中できなくなってしまうとの事。

初めての みみすけ にとってかなりのプレッシャーです。
しかも、最初に怒る台詞があり、「なんだと~」
この絶叫が難しい(慣れた人は苦もなくこなしますが^^)

私のmpegプレーヤーは音声録音も出来るので、これで録音しては聞いてみます。
客観的に聞くと、私の声ってちょっと自分が発しているときより高めになっている
(つまり発声している自分の声の感覚と、客観的に聞く声では声の高さが違う)
ことに気づきました。
だから低めに威圧感を持って叫べって言われたのか。。。

そんな風に思いながら、なんども練習していると。。。

アレ、、、喉がなんか痛い

ヤバイっす。これで翌日しゃべれなかったら、思いっきり迷惑かけます。
2~3回通して練習した後、喉を温存し、イメージトレーニングに変更。

いや~。みんなどうやって練習してるんだろ。。。

そんな風に思いながら、午後は公園で酒くらって寝てました(爆)^^;


翌日10:00am前
調布市文化会館「たづくり」に到着。

既にリーダと数人の方が準備に忙しく仕事してました。
みみすけは、辺りを見回して写真撮ったりと、観光客ムード。(だめですね)
まあ様子がわかってからは、少し手伝ってみましたが。。


スタジオって感じの天井。お~なんかすごいぞ



このラジオをつけて原音を聞き、それに合わせて、台詞を話します



マイクが4~5本立ってまして、そこにシーンごとに人が立って録音します。


みても良くわからなかったです。


これってなんだろう。わからなかったけど、聞ける雰囲気でもなかったので。。。


そのうち皆さんがやってきました。
総勢20名強。各々自分の役とサポーター等をやっています。
すごいです。

ほとんど休憩無しで、シーンのリハーサルと録音。
そこでもリーダの判断、モニター(視覚障がい者の方)の指摘で何度でもNGが出されます。

私は、急遽やることになった役で10回ぐらいNG出しました。
(まあ、あれで緊張がほぐれて私的には良かったんだけど^^;)

怒るシーンも、ちょっとイメージ違うか(失敗したか?)とも思ったけど、OKがでて「ほっ」
なかなか自分ではわからないものです。
(まだなんか演出しちゃう傾向があるんだよなあ。。)

集まったメンバは、多種多様な方々。
私のように今回はじめてという方も多いのですが、
熟練の方にはずっと音声ガイドのナレーションを作ってきた方や
同時鑑賞会を数多く主催されている役者さんの方等いらっしゃって
かなりレベルというか次元が違うのですが、和気藹々とやりました。

やっぱり一つの目標に突き進んでいるという充実感でしょうか
またリーダが楽しくまとめてくれて、いい団体でボランティアできてよかったなあ
とつくづく思いました。

結局18:00ごろ解散。
きついながらも楽しい体験でした。
翌日はなんだかグロッキーでぼ~っとしてましたが(爆)


さて、ここで一応宣伝させてください。

==========================================
        映画祭のお知らせ
==========================================
第2回 City Lights 映画祭  
夢、信じる心~チャレンジすれば何かが変わる!
http://www.ne.jp/asahi/city/lights/eigasai_2009.html




会場:江戸東京博物館「大ホール」(両国)
   (JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分 /
   都営大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A4出口 徒歩1分)
日程:2009年5月5日(火曜・祝日) 12:00 開場 
定員:446名
入場料:1作品 500円

主催:バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ
後援:東京都 スイス大使館 
   社会福祉法人 日本点字図書館 社会福祉法人 日本ライトハウス 
   社会福祉法人 東京ヘレン・ケラー協会
協賛:日本映像翻訳アカデミー 財団法人 川喜多記念映画文化財団
   花王株式会社・花王ハートポケット倶楽部 
   クラブツーリズム株式会社・バリアフリー旅行センター
   フコク生命 マイクロソフト株式会社 ライオン株式会社 


プログラム
 12:00 開場
 13:00~「マルタのやさしい刺繍」(スイス映画 89分)上映
         (2006年 スイス動員数 第1位の作品)
  =休憩= 
 15:00~ トークセッション バリアフリー映画から広がる新しいコミュニティの可能性  
 15:40~「ザ・マジックアワー」(日本映画 136分)上映
 18 : 00 終了


みみすけは、「マルタのやさしい刺繍」のハイリ役の台詞朗読を担当
エンドロールにも みみすけ とでてくるはず。
 

ちなみに、みみすけ一家は5/5は北海道に旅行の予定なので
残念ながら見に行けないのですが、
当日は非常に多くのボランティアが必要で、募集をしています
(例えば、皆で駅まで視覚障がい者を迎えにいったりします)

もし、みみすけの声も聞きにいっちゃろ。

という方がいらっしゃったら合わせてボランティアなんぞも
体験してみてはいかがでしょうか。
きっとすがすがしい気持ちになれると思いますよ。

ボランティアの募集は以下がメインでしょうか

C:当日/一般ボランティアスタッフ 30名ぐらい
会場設営、駅からの誘導、ラジオ貸出等、いろいろな
お手伝いを分担したいと思います。
(当日・10時現地集合~終了19時予定。終了後打上げ有)
D:当日/技術系ボランティアスタッフ 2名
当日、音声ガイドのFMオペレーションをお願いします。
操作を覚えていただく為、何度か事前練習をいたします。
(当日・10時現地集合~終了19時予定。終了後打上げ有)

※備考
・交通費は自己負担となります。
・映画祭チケット1枚分プレゼント致します。
・D・E の当日スタッフの方々には、お弁当がでます。

【お申し込み方法】
1)ご協力いただけるボランティアメニュー(上記参照・複数可)
2)お名前
3)電話番号(あれば携帯番号)
を書いて、メールにて事務局までお申し込みください。
citylights@tokyo.email.ne.jp (早めにお申し出下さい)


ではでは~~~^^)y




にほんブログ村(ブログランキング)

キャンプ

ボランティア


関連記事