蛍、、、そして雨(ウェルキャンプ西丹沢 その3)

みみすけ

2008年07月02日 23:27

ウェルキャンプ西丹沢に 6/28(土)~29(日)に行って来ました。

蛍の幻想的な舞に酔いました。。。
7:30頃。。

夜になって、徐々に雨っぽくなってきたキャンプ場。しかし、まだ小雨がぽつっぽつという感じなので
蛍は舞っているのではと期待して、Cサイトの「蛍の里」に急ぎました。

車で外の道路を通り、サイトに着くと、交通整理のオッちゃんが指差して車の行くべき方向を示しています。そのあたりに駐車した後、歩いて蛍の里へ。。。

Kenちゃんは足が痛いといって、歩けませんのポーズなので、おぶって歩きます。たむろっている人がいて、何だろうと覗き込むと、木の上に黄緑色の薄明かりがボーっとついたり消えたり。

「ホタルだ。。。」

なんて幻想的なんでしょう。。

そして引き寄せられるように「ホタルの里」という茂みを高さ1.5mくらいの青い覆いでくくった50m四方くらいのエリアをみんなで眺めます。

Kenちゃんはそのままでは見れないので肩車します。


ボケボケですね。マニュアル&肩車での体制なので、、ここまでしかできませんでした。。



ゆっくりと移動しながら、誘うように移動する姿は、ホタルの一世一代の求婚ダンスなのでしょうね。。

Kenちゃんも眠い目を擦りながら、感動しています。
カミサンもしばし、沈黙し、うっとりしながら見つめます。


きてよかった。。。そんな笑みが口元からこぼれました。

ホタルの飛ぶ時間は大体7:30~9:00ぐらいなのだそうです。8:30ぐらいまで見つめてたでしょうか
Kenちゃんも限界だったので、サイトに戻りました。


それからあっちゅうまにKenちゃんは寝て、大人の時間

静かな闇は、やさしく私たちを包みます。川の流れる、ざ~ という音が、心を落ち着かせてくれるのです。広いサイトには、たった3組。。。

私たちも眠くなってきたので、結構早く眠った気がします。
(最低限の荷物は車に放り込みました。。雨がどうなるかわからなかったので)

夜中

時間はわかりませんが、雨足が強くなった音で目が覚めました。
テントにバシバシ、雨がかかっています。

タープの近くで、じゃ~って水の流れる音がしました。。
なんだろう

疑問に思いましたが、起きて確認する気にはなれませんでした。。。

AC付にしたので、電気カーペットを使ってみましたが、一番弱でも暑かったです。
深夜にOFFにしました。もう防寒具はあまり必要ないなと感じました。。
(持っていった湯たんぽも使わずじまい。次回は荷物が大幅に減りそうです)


5:00過ぎ

目を開けると、あたりがほんのり明るい。。
朝です。時計を見ると5:00過ぎ。。



傘を差してトイレに抜け出して、帰ってきました。タープも無事に立ってるし、テントも無事だったし
雨もたいしたことなかったな。。

そう思って、振り向いて愕然としました



なんじゃ、こりゃあ~(松田優作風に)

タープが凹っとへこんでいます。
そう。 タープの紐を貼る際、敷地にぎりぎりで、横に広く引っ張れなかったのです。
今まで、それほど危ない目にあわなかったので、さほど気にしてなかったのですが。。

こっこれは、危ない。水が溜まって、かなり危険な状態です。。

その時、思い出しました。雨の際は真ん中にさらに紐をかけて水を下に落とす構造だったのを。。
とりあえず、水を落として、紐を引っ張りなおしてみますが、すぐ水が溜まって行きます

あわてて、追加のロープをかけてペグ打ちします


すると水が下に流れるようになりました。
なるほど、こうすればよかったんだ。。

しかし、思う間もなく、四隅のペグが抜け出しました。
スポン。

ソリステ20を使っていたんですが、20だと短すぎたのかなあ。。
雨で地盤が弱くなっていて、砂地と化しています。
細いソリステはかえって抜けやすくなってしまっているのです。

ぬお~予想外~~~

一人で、カンカンとペグを打ち直します。
ペグハンマー買いなおしておいて良かった。。。


スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.S

有事の際、重い作業が楽なハンマーがあると安心。かっといてよかったです





結局、カミサンたちが起きて来るまで、何回ペグを打ち直したろう。。
片付け半分、朝食の準備半分。。。

結構疲れました。。


食事をしても、一向に雨はやみません。

しかたない。片付けるか。。

雨の中、撤収を始めます。カッパを着て。。
終わったときは、結構ジーンズも濡れ、、惨めな子犬状態でした。

やっぱ、これは大変ですねえ。。(ToT)


帰る前に、もう一仕事。。Kenちゃんに蟹を放そうと言って納得させました。
買い方がわからない(調べてなかった)のと、死なせてしまいそうだったので。。

Kenちゃん。。最初は渋がっていましたが、、納得してくれました
みみすけが放してくることになり元の場所においてきました。

大きいほうの蟹は、あわただしく大きな岩の下に潜っていきました。


小さいほうは、ぼおっとしてます。おい早く隠れないと生きていけないぞ

車に戻ってくると、Kenちゃんがこらえながら泣いています。。
「なんだか切なくなっちゃったらしいのよ」
「かにちゃん、また夏に来たら、きっと、、きっと会えるよね。。」

そうだよ、Kenちゃん。Kenちゃんの放した かに はこの沢で、精一杯生きていくんだ。

そんなことを言い、なだめながら、わが子ながらピュアな心に感じ入ったキャンプの帰り道でした。

キャンプの帰り道は、早かったです1.5時間ぐらいで家まで帰り着きました。。そして昼。。
でもそっからは疲れが出て、何もする気になれませんでした。。

やっぱタープ、テント。。安物はちょっと辛いかなあ
実はテントも、8:00過ぎに片付けてる最中に、ポタッと来まして。。
よく見ると天井から雨が漏っている。。あちゃあ。。



タープも自立型のこんなのが欲しくなりました。。。


スノーピーク(snow peak) ランドブリーズ・リビングシェルシールド+【焚き火テーブル】セット







スノーピーク(snow peak) リビングシェル・インナーテント







でも先立つものが。。。。またセールどこかでやらないかなあ(爆)




大悶絶。。。


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梅雨に時期に買わないと、威力半減だよねえ。。。でももうセールは終わったよねえ。。。しょぼん
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関連記事↓
2008年
蛍に会いに(ウェルキャンプ西丹沢)
ダッチオーブン入門(ウェルキャンプ西丹沢 その2)
蛍、、、そして雨(ウェルキャンプ西丹沢 その3)

2007年のキャンプ、施設についても書いています
ウェルキャンプ西丹沢(その1) 川のプール
ウェルキャンプ西丹沢(その2) 中川温泉編
ウェルキャンプ西丹沢(その3)


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